めぐり来る季節のビデオ Megurikuru Kisetsu

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花火 土浦・横浜

Blu-ray、1920x1080 FULL HD、本編60分

第80回土浦全国花火競技大会  2011年10月1日撮影
第26回 神奈川新聞花火大会   2011年8月17日撮影


〜 概要 〜
・土浦の花火大会は、大曲、長岡とともに日本三大花火のひとつです。
毎年10月の第1土曜日に開催され、打ち上げ数約2万発、約80万人の
人々で賑わいます。競技花火は10号玉、創造花火、スターマインの
3部門で競います。綺麗な花火や独創的な花火が多く見られます。また、
競技花火とは別に、ワイドスターマインが途中で打ち上げられ、約6分間
スケールの大きな花火が延々と続き、見ごたえがあります。
・横浜市には大きな花火大会がいくつかありますが、2011年は東日本
大震災の自粛により、神奈川新聞花火大会だけが開催されました。
打ち上げはプログラムのステージ毎に、スターマイン、寸玉、尺玉が
交互に続き、最後に大スターマインが海上に大きく開きました。
 海上を伝わる花火の音と、近くのビルに反射する花火の音が混じって、
みなとみらい21地区の独特な花火の音だと思いました。
 海に面した公園と屋形船に乗った人たちがそれぞれの場所から、
夏のハマ風に吹かれて花火を楽しんだと思います。
・この作品を観て頂き、土浦と横浜の花火を感じて頂ければ幸いです。

〜 注意事項 〜
・この作品での花火の打ち上げ順番やBGMは、実際の会場とは、
異なっています。
・横浜の花火の2画面構成の組み合わせはランダムに選択しています。
 当初、二画面構成をところどころ取り入れてみましたが、試聴で
二画面のどちらを見ていいか迷ってしまうなどの意見があり、
横浜の花火の一部だけにしました。
・花火を引き立たせる為に、周囲の騒音や花火の音を編集時に、
加工しています。

〜 BGM使用曲 〜
・ヘンデル 王宮の花火の音楽 第二楽章
・フォーレ レクイエム Op.48 第七曲
・ヘンデル 水上の音楽 第九楽章

〜 編集後記 〜
・2012年の年明けから編集に着手して、途中、他のビデオ製作と
いくつかの取材に出かけたりして、実質3ヶ月程度かかりました。
・このページを書いている途中、ニュースで福島県の復興花火の
映像が流れていました。観客へのインタビューがあり、震災で
つらい思いをされたことでしょうが、花火を観ていた方々の
穏やかな表情が、とてもいいなと思いました。


〜 ビデオ作品の「花火の音」づくり 〜
・花火作品の制作で音の部分で気になった点を
あげてみます。
 理想的な花火大会の音は、適度なざわめきや
歓声、そして、打ち上げ音から炸裂音、残響が
きれいに入っているのが、良いと考えています。
これは何をテーマにするかで変わるものなので、
ここでは、花火そのものをテーマとしています。
いい音を確保するには豊富な機材と音声専門の
スタッフを配置して、マルチ録音をすれば最高
なのでしょうが、個人撮影では無理なので、
試行錯誤を繰り返して工夫するしかないですね。

・作品の花火の音を構成する中で、2つの大切な
要素があると思います。
ひとつは録音レベル、そして周囲の騒音の問題
だと考えています。
・人の耳の感覚に近い録音は、ALC(オートレベル
コントロール)をONにした場合です。花火の音は
ダイナミックレンジ(音量差)が大きいので、
ALCをOFFにして、ピークに合わせて録音をすると
打ち上げ音も残響音も聞こえず、尺玉もドーン
ではなく、味気なくパンとしか聞こえません。
ただし、ALCをONにして録音すると、次の点に
注意が必要です。
1.BGMを流している花火は、BGMの音量が
変化して耳障りになってしまいます。BGMを
カットして音声部分を作り直すか、最初から
BGMのスピーカーを避けるしかありません。
2.スターマインの連発の最中ではALCをOFFに
した状態と同じになり、大きな尺玉の音と
寸玉の音の区別がつきにくい。この場合は、
内容に応じて、編集時に単発の花火の音を
重ねるのがよいと思います。全体の流れで
割り切れるならそのままでも良いと思います。

・もうひとつの要素、周囲の騒音(雑音)です。
花火大会の臨場感を出すのに必要な騒音ですが、
現場で気にならなくても、マイクは色々な音を
拾ってしまい、後で気になってしまうものです。
観客の個人的な会話、大爆笑、鼻歌、花火に
向かってバァーンと叫ぶ声、救急車の音、場内や
交通整理のマイク音、薄いプラスチック容器の
パリパリ音、など、キリがありません。
2011年は無指向性マイクを使っていましたが、
X-Y指向性マイクを試しても拾ってしまいます。
超指向性マイクはモノラルなので、あまり
使いたくなく、編集時に入れたくない騒音を
ひたすらカットしています。

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